導入事例

紙カルテと同じイメージで入力でき、スタート時からも使い易い

西岡医院 西岡 昭規 先生 内科、循環器内科、小児科 和歌山県海南市

電子カルテ導入のきっかけは?

平成2年に開業し、カルテも増え保存場所に困ってきたのも導入のきっかけのひとつでした。また今後事業継承を考えたときに、紙カルテから電子化しておく事がベストだと考えました。

数ある電子カルテから、 「医師協 Zebra for Karte」を選んだ理由

電子カルテ導入の必須条件は2つありました。
現在利用中のレセコン(日本医師会のORCA)と連動している事と、血液検査結果をオンラインで取り込める事でした。加えてサポート体制、アップグレード対応なども気になるところでしたが、医師協同組合のカタログを見て、担当者さんに相談したところ、要件に最もあっていると感じ、診療所で製品のデモと詳しい説明を聞き、医師協 Zebra for Karteに決めました。

導入にあたり苦労された点や、工夫されている点など

入力に関しては、紙カルテと同じイメージで入力でき、スタート時からも使い易かったです。それでも導入当時の練習では定期処方など、入力する内容も多かったので時間を要し、苦労もしました。
その分今では「do処方機能」などで日々の入力は楽になっています。「定型文」や「スタンプ機能」などを上手く使い、紙カルテより簡便で詳しいカルテ記載ができているようにも思います。また、次回の検査や指示事項なども記載できるので、言うべき伝達漏れなどの予防にもなっています。

導入後のサポート面はいかがでしょうか?

トラブルや疑問点に対して、会社や専用コールセンターの対応が早いです。リモートサポートや、土曜日もコールセンターのサポートがありますので安心しています。また便利な機能や使い勝手に対するユーザーの声が反映される電子カルテに思います。

患者様の反応はいかがですか?

新しい機械が入ったことに反応していただく患者様が多いです。患者様からも見えるように置いていますので、見やすさからか、入力中に患者様の目が気になる事もあります(笑)血液検査のデータやバイタルサインも時系列グラフを使って説明出来るようになり、季節による変動や薬の変更による効果も説明しやすく説得力が増しました。患者様も一目で変化が分かるので患者様ご自身の病状等が理解頂けるようになって好評です。
 

他に電子カルテ導入のメリットはございますか?

◎血液検査結果を検査会社からネット経由で取り込め、報告用紙が散逸する心配がなくなり、時系列で示せる
◎サマリーを遂次記載することが容易で、後にそれを瞬時に見ることができる。
◎診察、検査や処方などの会計処理がほぼ自動処理される
◎禁忌薬剤や薬物相互作用チェックはアラートで知らされる
◎病名が常に表示され、転記の記載漏れが少なくなる。また処方薬剤の病名チェック機能があり便利である
◎紹介状で処方中薬剤や検査結果が転記できる
◎訪問看護の指示書が組み込まれており、定期的に記載する場合に便利
◎関係書類、検査データなどを取り込めるため収納スペースが少なくすむ
 
電子カルテの内容以外では、初期費用や、月々の維持管理料が低く抑えられていることも魅力の一つですが、導入時も、導入後の今もそうです
が、「医師協同組合の電子カルテ」という安心感ですね。

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